30.竹中半兵衛の家紋
丸に九枚笹
まるにくまいざさ
この家紋の判が押されているご城印
長比城 たけくらべじょう(滋賀)
笹紋(竹紋)の1つ。丸の中に9枚の笹の葉が描かれている。
*竹と笹は現代の植物学上厳密にいうと別々の植物。見た目が似ているせいか家紋の世界では同じ植物として扱われている。強いて言うならば、葉を描いたのが笹紋、竹の幹を描いたのが竹紋という違いしかない。
笹紋(竹紋)とは
- 竹は生命力やたくましさの象徴。
- 竹は冬でも葉が枯れず落葉もしない。季節を問わず葉は青々としています。また、芽が出ると一気に真っ直ぐに伸びすぐに竹に成長する。そのため、竹は生命力やたくましさの象徴とされているわけです。
- 笹紋(竹紋)は、伊達家や上杉家の家紋としても採用されています。