13.大谷吉嗣の家紋

 むかいちょう

 「向かい蝶」と書くこともある。向かい合っている蝶は仲睦ましいイメージなので、「対立」の「対」よりも「向かい蝶」のほうが適切な表記の気がしないでもない。
 

大谷吉継の家紋

 

蝶紋の一つ。2匹(2頭)の蝶が羽を広げ向かい合っているのが大谷吉嗣の家紋の特徴である。
 

蝶紋とは

  • 蝶が描かれたのが蝶紋です。
  • 抽象的なデザインの多い家紋ですが、描写が細かく具体的なのがこの蝶紋の特徴です。
  • 蝶の家紋にはいくつかのデザインがある。このデザインでは、2匹の蝶が飛びながら互いに向かい合い見つめ合っている。
  • 蝶紋は平安時代からすでに用いられており、平清盛の代表紋でもあります。また、武家に好んで用いられた家紋ですが、公家である西洞院家や平松家の家紋でもあります。

有名戦国武将(戦国大名)の家紋一覧