48.山内一豊の家紋

丸に三葉 (土佐柏)

まるにみつばがしわ(とさがしわ)

 

 
山内一豊の家紋

 

この家紋の判が押されているご城印

・高知城(高知)
・掛川城(静岡)
 

丸の中に3枚の柏の葉が描かれている家紋である。
 

柏紋とは 

  • 柏は落葉樹であるにもかかわらず、葉の新芽が出るまで枯れた葉が落ちない不思議な木です。そのため、「代が途切れない」縁起の良い木とされていました。
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  • 山内家の柏の家紋は他の柏の家紋よりも葉が細いのが特徴です。通常の柏紋はもっと葉の幅が広いです。柏の葉というと柏餅を包んでいる葉です。土佐柏では餅はくるめそうもないくたい細いです。

 
【なぜ端午の節句で柏餅?】
柏の木は新芽が出ないと古い葉が落ちないと言われています。
子孫がいないと家が途絶えてしまう武家社会においては、この柏の葉が子孫繁栄を象徴するものとしてお菓子でも用いられ縁起の良いお菓子として定着していきました。
 
「端午の節句」というと五節句のうちのひとつですが、その際に男子の健やかな成長を祈願して様々な行事が行われてきました。
現在では5月5日の「子供の日」とされ祝日になっています。

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