49.結城秀康の家紋

左三つ巴(結城巴) 

ひだりみつどもえ(ゆうきどもえ)

 

結城秀康の家紋

 

巴紋の一つ。巴とは弓を射るときに腕を保護する革製の武具(=鞆という)を図案化したものである。
21.小早川家の家紋も左三つ巴だが、両者の家紋のデザインは微妙に異なる。結城巴では巴の●が小さく、左への流れが小早川のものより長い。
 

結城秀康という戦国武将について

  • 結城秀康は徳川家康の次男。一度秀吉の養子となった後に結城家に養子として入り家督を継ぐ。そのため名字が結城姓になっている。
  • 関ヶ原の戦い後、越前に移封され名を松平に改める。越前松平家の宗家初代である。
  • 結城秀康は生涯に何度も家を移動しているためもあってか、どの家紋を使ったのか参考文献によって説明がかなり異なる。おそらく置かれた立場によって家紋がコロコロと変遷したものと思われる、このサイトでは一般に「結城巴」と呼ばれている家紋を採用して説明していいる(中には秀康は右巴とする参考文献もある)。

 

有名戦国武将(戦国大名)の家紋一覧