28.島津義久・義弘・家久の家紋
丸に十文字
まるにじゅうもんじ
十の文字を○で囲んで図案化したもの。もともと○はなく、筆で書いた十の文字を家紋としていたとされる(「筆十字」という)。
*「十」の意味については参考文献によって説明が異なる。キリスト教の十字架を表すものではないというのはどの文献も共通。
文字そのものを図案化した家紋とは
- 戦国武将の家紋の中には、文字をそのまま図案化した家紋がいくつか存在します。
- 島津家のこの「十文字」もそのひとつです。
- この他にも、石田三成の「大一大万大吉」の家紋もそうです。また、村上海賊で有名な村上氏の家紋は「丸に上の字」という家紋を採用していました。