福井城
歴史
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福井城は、1606年に徳川家康の次男・結城秀康によって築かれました。
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城の前身である「北ノ庄城」は柴田勝家が1575年に築きましたが、1583年に焼失しました。
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福井城は約270年間、越前松平家の居城として使用されました。
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1871年の廃城令や戦災・地震などで建物は失われましたが、石垣や堀が現存しています。
構造
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輪郭式平城で、本丸を中心に二ノ丸・三ノ丸を配置し、外側には水堀と高石垣で防御を固めていました。
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石垣には福井市足羽山で採掘された笏谷石が使用され、美しい青緑色が特徴です。
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天守閣は高さ37mの四層五重でしたが、大火で焼失し再建されませんでした。
特徴
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笏谷石の使用: 石垣や瓦に地元産の笏谷石を使用し、加工しやすい切り石のみを用いた点が他の城には見られない特徴です。
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福の井: 城内にある井戸「福の井」が福井という地名の由来とされています。
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馬出構造: 加賀口御門に馬出構造を採用しており、江戸時代の城郭では珍しい例です。
現在の利用状況
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福井県庁舎と福井県警本部
福井城跡の本丸部分には、現在、福井県庁舎と福井県警察本部が建設されています。そのため、完全に歴史公園として整備されているわけではなく、一部は行政施設として利用されています。 -
福井城址公園
城跡全体は公園として整備され、市民や観光客が散策できるスポットとなっています。特に春には桜が咲き誇り、美しい景観を楽しむことができます。
